武蔵アリアダスト教導院学園祭

武蔵アリアダスト教導院学園祭

境界線上のホライゾン

アニメのイベントとして公式に公開されているのは、先ほどの二つのような大掛かりなイベントはほとんど開かれていません。特に一つの作品についてイベント開催を行なうだけでもそれなりに収益が見込めるだけの作品でなければ開催しても利益を伸ばすどころか、赤字になってしまうことも十分にあります。さすがに赤字を出してまでイベント開催に踏み切るということはしていないので中々ないと思います、また開催してもイベントに来るお客さんが少ないといった事態になってしまったらそれはそれで悲しい結果になってしまいそうです。主催者側としては大いに盛り上がることが一番大事ですし、せっかく人気声優が沢山出演していても応募が少なかったら、作品自体の人気が問われることになってしまいます。こういうイベントも実は裏の方ではかなり大変なのかもしれないです。特に声優に関しては人気どころの出演がイベントの集客に左右してきます。そうですよね、アニメにあの声優さんが出演しているから見ているという人もいます、それなのにイベントにその声優さんが出演しないというのはさすがにまずいでしょう。それだけで観客のモチベーションをそがれることになります。
そういう意味ではイベントに参加するための応募してくる人間に戸惑いのない表情で迎えている作品があります。それこそアニメ作品の主演を何回も経験しているベテラン声優や人気声優が多数出演したアニメイベント『武蔵アリアダスト教導院学園祭』というアニメイベントは安定していると言って良いかもしれない。どうして安定しているのかというと、作品に出演している声優さんが現在でも一線で活躍している人気・実力共に申し分ない配役構成となっており、声優個人のイベントとしても十分に集客力があるような超人気声優も出演している作品である『境界線上のホライゾン』のこのイベントもやはり開催が決定されると数多くの応募を受け付けることになる。
私もこちらのイベントに応募したが、残念ながら当選することはなかったが後に買ったBlu-Rayについていたライブの開催模様を見て楽しそうだったなという印象を受けました。さすがに出演している声優さんも数が限られていますが、それでも十分にお客さんが来る程の人気ある人が集うことになったのでイベントが失敗に終わるようなことにはならなかったといえます。

イベント内容

タイトルに学園祭と書かれている通り、この作品は学園戦国ファンタジーというジャンルの作品となっており、イベント名にも掛かれている武蔵アリアダスト教導院という学校も劇中に登場しています。まぁそんなことはどうでも良いですかね。境界線上のホライゾンがテレビアニメとして公開されたのは2012年の秋アニメとして放送されました。当初はその壮大な物語を映像化することは出来ないとまで言われていたが、何とかその問題点を解消して満を辞してアニメの放送が始まったとき、大手老舗アニメ製作会社が担当したこともあって、素晴らしい内容となっていました。大手製作会社による近年まれに見る完成度、そして多数の人気声優の起用をしているということもあって人気を得るのはそう時間が掛かることもなかった。そして二期アニメ製作が発表され、その放送前に開催がされたイベントとなっています。
当日は昼と夜の二部構成となっており、その両方で白熱した盛り上がりを見せていました。また、イベント中では放送が間近に迫っているということもあって二期アニメ第1話を特別公開して鑑賞することもできるイベントとなっていました。これは本当にファンからすれば楽しめるイベント内容となっています。その他にもキャラクター人気投票ランキングなども行なわれ、公演後半には主題歌を担当している歌手達のライブ公演も行われていたので、作品の世界観を丸まる体験できるようになっているイベントとなっていました。
はっきり言いますと本当に豪華な出演者となっています、歌手にしても声優にしてもアニメ業界内において一定の地位と人気を得ているような人たちばかりが出演しているようなアニメ作品とだけあって、このイベントに参加したいと考えていた人も多いことでしょう。ただ全員が人気声優ということも会ってスケジュール的な問題などで参加できていない声優さんの大勢いたが、それでも公演に来た人たちが満足できるようなラインナップとなっていたので、会場にいけた人たちは満足できたことでしょう。

このイベントの見所

このイベントの最大の見所は様々ですが、やはり演者たちによるアフレコ劇でしょう。境界線上のホライゾン自体が非常にオリジナリティ溢れる世界観となっており、その世界を表現するには原作を書かれている『川上稔』さんをおいて他にはいないといえるでしょう。ただでさえ独特な世界観となっている上に、さらにその綿密に構成された世界観は原作を構築した人でなければほとんど再現することも出来ないでしょう。そしてそのアフレコにしても、存分に先生の世界観を感じさせる内容で大いに観客は沸くことになりました。
感動、とは本来は違うのかもしれませんね。どちらかといえば笑い要素が沢山あったというのが強いかもしれませんね。何より、主演を演じている福山潤さんと、その福山さんが演じているキャラの姉を担当している斎藤千和さんのキャラがここでも炸裂して、あっという間に会場の空気を二人占めにして持っていってしました。私は会場ではなくBlu-Rayについていた特典映像でイベントの様子を見ていたのですが、とにかく笑いました。作品のアフレコを見るというのは正直複雑な気持ちですが、このイベントに関しては神がかっている演技力に震えながらただひたすらに笑い転げていました。こんなに面白いものならきっと現場でも非常に楽しい時間が流れているんだなぁと思いつつ、やはり会場に行ってみたかったなぁという哀愁にも似た微妙な感慨を覚えました。
でもこのイベントでのアフレコは緊張するでしょうね、本来は裏方で表に出るようなことにない現場仕事を見るという意味でも良いものが見れます。ですが、こういうイベント関係では基本的にやり直しは出来ません、失敗したら何度かリテイクが聞くような時間があれば可能かもしれませんが、こういうときに限って何度も失敗してしまうこともあるんですよね。別の作品のイベントなのですが、とある人気男性声優がイベントでのアフレコをしていたときのことです、それこそ失敗をしてもう一度となったのですがその後何度も繰り返し同じ箇所を間違えてしまうことになってしまい、会場は笑いと微妙に励ましづらい空気になってしまうというシュールな映像を見たことがあります。あの空気はどこでもそうですが、体験したら非常に本人としては居たたまれない気持ちになりますよね。その声優さんも中々ベテランの域にある人だっただけに、失敗は誰でもするもんだなぁと思う瞬間でもありました。
このイベントにおいてはそんな目立った失敗はなかったですが、逆にこのイベントのアフレコを失敗するとたぶん取り持つことが出来ないのでは、と思ったりもしました。声優さんの度胸も試される瞬間ですが、同時に声を当てる仕事がどれだけ難しい作品なのか、ということを理解出来る瞬間でもあります。